その他
国の方針にもとづく特別対策事業・健康日本21に取り組みます。
健康日本21( 第二次 )
現在を、そして未来を元気で健やかに生きていくために、私たち一人ひとりがチャレンジしていく国民みんなの健康づくり運動、それが「健康日本21」です。
2000年度から2012年度までは健康日本21として、生活習慣、運動習慣の改善を柱とした健康づくりへの取り組みが行われ、2013年から2022年までは生活習慣、運動習慣の改善に加え、健康寿命を伸ばすこと、生活習慣病になりにくい体づくりと重症化予防等を目標に加えた健康日本21(第二次)が行われています。
健康日本21(第二次)では5つのテーマに分けて目標が掲げられています。
1. 健康寿命の延伸と健康格差の縮小
「健康寿命」とは寝たきり等の重篤な病気ではなく、日常の生活を制限なく送れる期間を指します。健康寿命を延ばすため、健診等を利用して体の健康状態をチェックするとともに、病気になりにくい身体づくりに取り組みましょう。
また、地域や社会、経済状況など、背景の違いによって生じる「健康格差」の縮小に取り組むことが盛り込まれています。
2. 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底
がん、血管に関わる循環器疾患、糖尿病およびCOPD(慢性閉塞性肺疾患)になりにくい体づくりを目指すため、健診の実施や生活改善の啓発など一次予防に重点をおいた対策を進めていきます。また、糖尿病などの合併症の発症や、症状が悪化しないための重症化予防に重点をおいた対策を進めていきます。
3. 社会生活を営むために必要な機能の維持および向上
赤ちゃんから高齢者まで、それぞれの年齢に応じたこころと体の健康の維持、増進につながる対策に取り組むとともに、子どもの頃から健康な生活習慣を身につける啓発に取り組んでいきます。また、働く人や、広い世代に対応した「こころの健康づくり」に取り組んでいきます。
4. 健康を支え、守るための社会環境の整備
地域のつながりの強化や、健康づくりを目的とした活動をしているボランティアや企業等を増やし、社会全体が相互に支え合いながら、健康を守る環境を整備していきます。
5. 栄養・食生活・身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙および歯・口腔の健康に関する生活習慣および社会環境の改善
前記の1から4の目標を達成するためには、規則正しい生活習慣を身につけることがとても重要となります。具体的な取り組みは、先の健康日本21で掲げた目標を踏襲、推進し地域や職場等を通じた働きかけを進めていきます。